お知らせ

 東京都障害者セーリング連盟は、2024年3月31日をもちまして、解散いたしました。今後は、一般社団法人パラセーリング東京と合流し、活動を行っていきます。1997年に発足し、東京夢の島マリーナと若洲ヨット訓練所で活動をしてきました。多くの皆さまのご協力もあり、徐々に障害者でもセーリングができるという認識が広まってきているように感じています。4月以降は、一般社団法人パラセーリング東京としてセーリングがインクルーシブスポーツである楽しさを障害者を中心にお伝えする活動をしていきます。今後とも宜しくお願いいたします。

設立への想い

 「いくぞ、海に!」を掛け声に、1990年「海で遊んだぶん社会にお返しをしたい」「より多くの人々と海の楽しみを分かち合いたい」とボート・ヨット乗りが集まり、海の社会貢献ボランティア団体として「ヨットエイドジャパン(YAJ)」が発足しました。

 YAJは、ボランテイアによるセーリング支援を通じて、障がい者の社会参加機会の増加を図りバリアフリー・ノーマリゼーションを推進、その活動は多岐にわたり、全国的に広がりました。

 そして、1997年には地域支援活動をより強力に行うため、「東京都障害者セーリング連盟」の前身である「ヨットエイド東京(YAT)」が誕生。

 東京都障害者スポーツ協会に競技団体登録、江東区ボランティアセンターにボランティア団体登録し、活動拠点を東京夢の島マリーナ(2019年より若洲ヨット訓練所へ拠点変更)におき主に障がい者を対象とするセーリング普及・推進活動を行い、今日に至っております。

 メンバーは、健常者、障がい者で構成されています。障害者セーリングの普及・推進に向け共に学び協働し取り組んでいます。

また、障害者セーリング支援プログラムを継続実施しパラリンピックへの選手・コーチの派遣、健常者と同等に使用できるバリアフリーヨットの試作、ポンツーン等の海洋施設への提言、さらに障害者の小型船舶操縦士免許取得支援、ヨット用のアダプテーション開発等、障害者と海をつなぐ活動に取り組んでいます。

 2016年6月に「ヨットエイド東京」より「東京都障害者セーリング連盟」に名称変更いたしました。

 2019年より活動使用ヨットをハンザクラスへ変更に伴い、活動拠点を「若洲ヨット訓練所」へ変更いたしました。

 2024年より一般社団法人パラセーリング東京と合流し、活動を行っていきます。 

 

団体概要

■設立

1997年

■設立目的

障がい者のセーリングに関する支援を行い、障がい者の社会参加に寄与するため

■事業内容

障がい者ヨット講習会およびセミナーの開催。レースの主催または参加。活動の広報。

■役員

会長 國松慎太郎

理事 高間信行 伊藤裕道 宗像白紀 圓谷修 長谷川正夫  西川泰三 西野典明 志田裕之 

監事 須賀剛二郎

■活動日

毎月第1・第3土・日曜日

■会員数

約40名

■会費

一口3,000円(複数口歓迎)/年・1名あたり

■使用艇

ハンザクラス 18艇(2人乗りで、転覆の危険性が少ないヨット)