「いくぞ、海に!」を掛け声に、1990年「海で遊んだぶん社会にお返しをしたい」「より多くの人々と海の楽しみを分かち合いたい」とボート・ヨット乗りが集まり、海の社会貢献ボランティア団体として「ヨットエイドジャパン(YAJ)」が発足しました。
YAJは、ボランテイアによるセーリング支援を通じて、障がい者の社会参加機会の増加を図りバリアフリー・ノーマリゼーションを推進、その活動は多岐にわたり、全国的に広がりました。
そして、1997年には地域支援活動をより強力に行うため、「東京都障害者セーリング連盟」の前身である「ヨットエイド東京(YAT)」が誕生。
東京都障害者スポーツ協会に競技団体登録、江東区ボランティアセンターにボランティア団体登録し、活動拠点を東京夢の島マリーナ(2019年より若洲ヨット訓練所へ拠点変更)におき主に障がい者を対象とするセーリング普及・推進活動を行い、今日に至っております。
メンバーは、健常者、障がい者で構成されています。障害者セーリングの普及・推進に向け共に学び協働し取り組んでいます。
また、障害者セーリング支援プログラムを継続実施しパラリンピックへの選手・コーチの派遣、健常者と同等に使用できるバリアフリーヨットの試作、ポンツーン等の海洋施設への提言、さらに障害者の小型船舶操縦士免許取得支援、ヨット用のアダプテーション開発等、障害者と海をつなぐ活動に取り組んでいます。
2016年6月に「ヨットエイド東京」より「東京都障害者セーリング連盟」に名称変更いたしました。
2019年より活動使用ヨットをハンザクラスへ変更に伴い、活動拠点を「若洲ヨット訓練所」へ変更いたしました。
2024年より一般社団法人パラセーリング東京と合流し、活動を行っていきます。
■設立
1997年
■設立目的
障がい者のセーリングに関する支援を行い、障がい者の社会参加に寄与するため
■事業内容
障がい者ヨット講習会およびセミナーの開催。レースの主催または参加。活動の広報。
■役員
会長 國松慎太郎
理事 高間信行 伊藤裕道 宗像白紀 圓谷修 長谷川正夫 西川泰三 西野典明 志田裕之
監事 須賀剛二郎
■活動日
毎月第1・第3土・日曜日
■会員数
約40名
■会費
一口3,000円(複数口歓迎)/年・1名あたり
■使用艇
ハンザクラス 18艇(2人乗りで、転覆の危険性が少ないヨット)